北岩手に豆腐の名店「ふうせつ花」があります。その「おいしいお豆腐」を求めて地元はもちろん、県内や青森県、秋田県などからもお客さんが大勢やってきます。

また、東京の有名料理店で和食の「分とく山」さんや中華の「吉田風中国家庭料理ジーテン」さん、岩手県のフレンチの「ロレオール」さんなどが、食材として採用されています。

「ふうせつ花」さんのお豆腐は、大豆がもつ香りや味わいがそのまま伝わってくるお豆腐です。大豆を厳選し、一つひとつ丁寧に丹精込めて作られていて、石田社長が永年研究され、美味しい大豆の本来の味をお豆腐に作り上げた、風味豊かでおいしいお豆腐です。

岩手県八幡平市は岩手県の北西部にあり、西は秋田県,北は青森県に接する内陸のまちです。盛岡市から北に車で1時間30分ほど行ったところにあるこの「ふうせつ花」さんに豆腐修行に行ってまいりました。

参加したのは岩手県野田村の「えぼし荘」からお二人と、仕事人倶楽部からは漆畑が参加いたしました。今回の目的は、野田村の野田塩を作るときに出る「にがり」の活用についてです。野田塩は仕事人倶楽部が協力をさせていただき有名になってきました。中でも日本一といわれる燻製士さんに燻製をかけて頂いている「燻製塩」は、大変な反響を呼び人気商品となっております。野田村では「野田塩」を作る際に、大量の「にがり」ができます。これまでは大半を処分していたようですが、何か生かす方法はないかと相談を受け、豆腐の名人に相談することになりました。「ふうせつ花」さんで「野田の海水にがり」を試していただいたところ、お豆腐に使えるという回答を頂き、今回の豆腐修行になりました。

大豆を機械で砕いて、蒸し器で蒸します。それを絞り機にかけ豆乳を絞り出します。(いずれも専用の機械を使用)それを大きな缶に入れ、温度を見ながら(温度管理も重要です)、「野田の海水にがり」を入れてゆっくりとかき混ぜます。「野田の海水にがり」は豆乳の具合を見ながら3回ほどに分けて入れます。少しづつ水と分離し豆腐の塊ができてきます。これを型に入れて少しづつおもりをかけてプレスしてお豆腐が出来上がります。

まず大事なことは大豆で、美味しい大豆からおいしい豆乳ができおいしいお豆腐になる。簡単なようにも思えますがそれだけに奥が深いと感じました。

作ったお豆腐は持帰ってみんなで頂きました。とてもおいしいと評判でした。仕事人倶楽部のメンバーはみんな優しい人ばかりがそろっています。

「野田の海水にがり」を使ったお豆腐作り、見事大成功! でした。